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私の中の三川泉 その3 [みちくさ]

ルイス・カーンは、建築家は始まりのときまで戻らねばならないと言う。あるものが在らんと欲している源を探せと。レンガが欲するようにレンガを積み、木が欲するように木を用い、石が欲するように石を置けと。
建築は図りえないものから始まり、デザインという計り得る過程を通り、再び図りえないものになるべきであると。私はパズルのように、建築と能という異なる次元が同時に同じ地平で理解される時、なんだかとても安心することがある。結果はどうあれ、道は正しいのだと思えるから。人はとても傲慢だ。他人の意見などもっての外、ましてや言葉をもたないものや物質が欲する源など問題外。だからこそ中心とは心の中と書くに違いない。「物質に語らせる」という三川泉のたった一言に、私は恐ろしいほどの虚空を感じるのだ。アインシュタインに連なる虚空を。


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