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翁06草原のシャーマンと大麻 [翁]

大麻.jpg
大麻 麻苧のみがついている。春日大社の本殿入口で参拝者が自分を祓う
画像ともウィキペディアより

翁06草原のシャーマンと大麻


「大麻と古代日本の神々  山口博著」より抜粋


斎部広成が大同二年(807年)「古語拾遺」を著した。

斎部氏とは忌部氏の後裔であり、さらにその後裔が佐々木氏である。
記紀によれば、忌部氏の祖先の太玉命は、高産土神の子で、叔母天照大神が再び天岩戸に
隠れないように注連縄を張った。天孫降臨に際してはニニギ命の従った。

①太玉命は長白羽神には麻を植えて青和幣を、天日鷲神と津昨見神には穀(コウゾ)の木
 を植えて白和幣を作らせた。麻と穀は一夜で芽生え葉が繁った。
②賢木の下枝には阿波国忌部氏の祖先である天日鷲神が作った木綿(由布)を掛けた。
③天富命(太玉命の孫)は由布津主等を連れて阿波へ、、一部は安房へ行った。

佐々木氏は「和幣」を大嘗祭に際して歴代天皇に献上してきた。
「和幣」は、南シベリアのシャーマンが大鷲の姿になった時に体につける無数のテープ
の飾りである、現地の聖木にもテープが巻かれている。
天日鷲神とは、このシャーマンの神ではないか。

津軽半島のイタコが奉るオシラ様にはテープ状の布や紙が木の棒に巻かれている。
イタコは、ツングース語のイダコン、モンゴル語のイドカン、契丹のイドウアン、キルギ
スのドウアナと同じシャーマンを意味する。

スキタイ・マッサゲタイの麻の吸引に関するヘロドトスの記述
スキタイ・バジリク古墳からの麻を燻らす器具の出土
楼蘭の大麻草を持つシャーマンのミイラ
黒竜江沿いの漢代の遺跡
粛慎が欽明5年に佐渡で騒いだ(日本書紀)

シャーマンは幻覚剤を使用して、ヴィジョンを得、神託(天語歌)として人々に伝えた。
幻覚剤とは大麻である。麻には幻覚作用の強い亜種と弱い亜種があり、西日本の麻は弱く、
東日本の麻は強い。日本各地の遺跡から麻の種子が出土しているが、多いのは北海道、東
北・北関東にも多いが西日本は少ない。北海道に粛慎は持ち込んだかもしれない。
麻の読みAsaは、中央アジア、トルキスタンの麻の呼び名Hasha又はAsavathの語幹Asa又は
Ashaに由来する。中国語の麻の読みにAsaに近い音はない。

三国志魏書 ワイ伝 「ワイは麻を栽培する」
牡丹江流域から北朝鮮にかけて勢力を持っていたワイは、扶余・高句麗に押され、前3世
紀には北朝鮮まで縮小した。「ワイ」はスキタイ文化の伝播者であるモンゴルの「貊」を
併合している。
貊→ワイ→東日本のルートで、シャーマンが大麻を列島に持ち込んだのではないか。

筆者追記
着物の麻の葉模様は、魔除けの模様である
・神官は麻の白衣を着用する
・神官の着物の袖口には紐が垂れ下がっている
・物部神道では幣帛、紙のぴらぴらを多用する
・能の道具には白い布が巻かれている(依代か)
・能における臣下の登場に際し、鳥の羽ばたきの様な仕草をする




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